【ブランド】
nonnotte
【アイテム】
Oversized Shirt -Obsidian-
【素材】
Cotton 100%
【サイズ】
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着丈 |
肩幅 |
身幅 |
袖丈 |
| size3 |
82cm |
50cm |
68cm |
60cm |
| size4 |
84cm |
52cm |
70cm |
61cm |
| size5 |
86cm |
54cm |
72cm |
62cm |
【着用サイズ】
181cm size5着用
【ブランドよりコメント】
・Clear Heavy Broadcloth
私のシャツ作りの核にあるのが、毎シーズン継続して展開しているこのヘビーブロード素材です。
素材には、オーガニックの超長綿を用いた35番単糸という太番手の糸を使用しています。 静岡県のカネタ織物と共同で開発しました。
この糸は完全オリジナルで、世の中に存在していなかった番手設計です。
紡績の確立に2年。そこから理想の密度で織り上げるまでにさらに2年。 合計4年を要した、通常の展示会サイクルではまず成立しない開発期間でした。
それでも実現できたのは、カネタ織物さんの技術と情熱、そしてこの素材をブランドの核に据えると決めた私自身の覚悟があったからです。
今シーズンのために作ったのではなく、4年前から“この瞬間”に向けて作り続けてきた生地です。 カネタ織物は、世界的にも希少な超高密度織機を駆使し、太番手の糸を限界まで打ち込める機屋です。
私は長年にわたり、その技術とものづくりの姿勢に全幅の信頼を寄せています。 この素材は、ドレスシャツのような美しい光沢と、日常で酷使できるタフさという、本来は相反する要素を同時に成立させることを目指して設計しました。
理想としたのは、ノーアイロンでラフに羽織っても、どこか凛とした品格が残るシャツ。 整えすぎなくても成立する、芯のあるシャツ地です。
高級な原綿による細番手のシャツ地は確かに美しい。 けれど一度着ると強いシワが入り、ケアの負担から次第に手が伸びなくなる。
そうした経験を何度もしてきました。 一方で、単に太番手で織るだけではカジュアルに寄り、ドレスの緊張感は失われてしまう。
だからこそ、太番手でありながら、ドレスシャツに匹敵する密度で織り上げる必要がありました。
難しい挑戦でしたが、真正面から向き合い続けた結果、他には存在しないシャツ地が完成しました。
綿100%なので当然シワは入ります。 ただ、この素材に現れる太番手特有の凹凸ある皺は、欠点ではなく表情のひとつです。
細番手では生まれない、無骨でしなやかな皺。 私自身もノーアイロンで着用しています。
それでいい素材だと思っています。 長く着続けることで、この生地の強さと安心感を、自然に実感していただけたら嬉しいです。
・Oversized Shirt
nonnotteの定番として提案を続けているオーバーサイズシャツを、今回も細部を見直しながらアップデートして展開いたします。
肩から袖にかけて流れるラインと、身幅にたっぷりと余裕を持たせた分量感はそのままに、全体のバランスをあらためて調整しました。
布が身体から離れ、空気を含みながら動くことで、素材の表情とドレープがきれいに現れる設計です。 今回はオープンカラー仕様を採用しています。
首元に抜けが生まれ、リラックスした印象を持ちながらも、襟の設計によってだらしなく見えないバランスに整えています。
開けて着たときにも、閉じたときにも、フォルムが崩れないように設計しています。 裾のラインは、これまでよりも緩やかなラウンドに変更しました。
直線的なカットよりも動きが出やすく、歩いたときや風を受けたときに自然な流れが生まれます。 レイヤードした際にも裾の見え方に奥行きが出る形です。
オーバーサイズでありながら、単に大きいのではなく、立体的に収まるパターンを意識しています。 横に広がるのではなく、落ちてまとまるシルエットです。
定番でありながら、毎シーズン少しずつ設計とディテールを見直し、理想形へ近づけていく。 nonnotteが継続して取り組んでいるシャツの更新でもあります。
日常の中で繰り返し手に取れること。 それでいて、着たときにきちんと美しく見えること。 その両立を目指した一枚です。 ぜひワードローブに加えていただき、着用の中で進化を感じていただけたら嬉しいです。