【ブランド】
nonnotte/ノノット
【アイテム】
Draping Crotch Box Pleats 1Tuck Trousers -Charcoal Top-
【素材】
表生地ウール 100%
裏生地レーヨン57%コットン43%
【サイズ】
size3 ウエスト~83 股上38 股下66 総丈103 裾幅27 渡り幅34 (cm)
size4 ウエスト~86 股上39 股下66.5 総丈104 裾幅28 渡り幅36 (cm)
size5 ウエスト~89 股上40 股下67 総丈105 裾幅29 渡り幅38 (cm)
【着用サイズ】
181cm size5
【商品詳細】
・Drape Doeskin Cloth
24AW以来、久しぶりの展開となる素材です。
ここ数年、無地素材といえば、ツイルのように織り目がはっきり見える組織か、平織りのフラットな表情のものが市場の中心になっています。
その中で、無地でありながら奥行きと表情を持たせることはできないか。その問いから、この素材は生まれました。
着想源にしたのは、メンズのクラシックフォーマルで用いられるドスキンの織組織です。
ドスキンは、ディアスキン(雄鹿革)の質感を織りで表現するために設計された、朱子織ベースの組織です。一般的な朱子織のような過度な光沢はなく、ギャバのようにカジュアルにも見えない。もっちりとした反発感、ほどよい艶、そして静かなエレガンスを併せ持っています。
通常はミルド仕上げによって起毛させ、より革に近い表情へ寄せていきますが、nonnotteでは別のアプローチを取りました。
独自の特殊柔軟加工とクリア仕上げを組み合わせることで、ドスキンをよりモダンな質感へ再設計しています。起毛に頼らず、組織そのものが生み出すドレープと反発、そして滑らかな表面感を引き出しました。
光の当たり方によってわずかに陰影が動き、無地でありながら単調にならない表情が生まれています。
シーズンを限定せず、通年で対応できる素材として提案していきたいと考えています。
とにかく美しいドレープと、組織由来のもっちりとした質感。従来の無地素材とは異なる、新しいワードローブの軸になり得る手応えがあります。
今回はブラックとチャコールTOPの2色で展開します。
ブラックは、ドレープと艶の動きが最も端正に現れる色です。光の入り方によって面の表情が変わり、静かな緊張感を持った黒に仕上がっています。
チャコールTOPは、トップ糸ならではの杢感によって奥行きが生まれ、組織の陰影がより柔らかく立ち上がります。無地でありながら、わずかなニュアンスが重なって見える色合いです。
どちらも、この素材のドレープと反発の美しさを、それぞれ違う角度から楽しんでいただけると思います。
・Draping Crotch Box Pleats One-Tuck Trousers
股下にボックスプリーツのパターンを用いて立体感を構築した、Draping Crotch Box Pleats Trousers です。ブランドのシグニチャーとして提案している一本です。
最大の特徴は、脇線に縫い目を持たせず、一枚の布がそのまま立体として立ち上がって見えるよう設計している点にあります。
側面に分断線がないことで、シルエットに面としての美しさが生まれ、素材の落ち感とドレープがそのまま現れます。
股下には渡りの分量を十分に確保するため、メンズパンツでは珍しいボックスプリーツ構造を採用しました。通常はレディースの設計で使われることの多い意匠ですが、運動量と立体性という観点では非常に合理的であり、メンズにも強く有効だと考えています。
着用するとシルエットは過剰に広がらず、裾までストンと真っ直ぐに落ちます。内部に分量を持たせ、外側は静かに整う設計です。ボリュームは隠され、ドレープだけが表に現れます。
ウエストには1タックを入れ、さらに後ろはエラスティック仕様にすることで、フィットの許容幅を持たせています。構造的でありながら、日常的に履きやすいバランスを意識しました。
裾仕様にも強いこだわりがあります。シャツなどに用いられる細三つ折り始末を採用することで、裾に余計な厚みを作らず、重力に逆らわない落ち方を実現しています。
これにより、裾の先端までドレープが自然に弛み、素材の表情が最後まで途切れません。
これまで、股下にボックスプリーツを持つ本格的なメンズトラウザーをほとんど見たことがありませんでした。だからこそ、この構造をメンズの新しい基準として提示したいと考えています。
見た目の新しさだけでなく、履いた時に身体が感じる立体性と快適さ。その両方を体感していただけたら嬉しいです。